□孝子物語
 むかしむかし、この美濃の国に貧しいけれど
年老いた父をいたわり、
それはそれは大切にしている樵がいました。
ある日、薪を採りに山に入りますと、
苔むした岩間から、酒の香りがただよってくるのです。
ふしぎに思ってなめてみますと、酒の味がします。
喜んでその水をひょうたんにつめて持ち帰り、
老父に飲ませますと、この上もない良い酒だといって
たいそうな喜びようです。
この父と子の笑いさざめく寿の声は、
やがて奈良の都にまで聞こえていきました。
時の帝、元正天皇は「これは孝行の徳を天地の神々が
おほめになったのであろう。」
と、天皇御自身この多芸の野におこしになり、
その酒になったという美泉に浴され、
「美泉は醴泉であり、若変りの水です。
私自身若々しくなりました。」とおおせになり、
このめでたい年を記念して、
80歳以上の老人に授階や恩賜があり、
孝子節婦を表彰され、年号をわかがえりの年、
即ち「養老」と改められたのです。
(続日本記・古今著聞集より)
養老の滝までは、養老天命反転地から徒歩で30分弱ぐらいです。
養老天命反転地で、問題の答えを教えてくださったおじさんに
滝までの行き方を尋ねたら、「徒歩30分だから是非歩いて行きなさい。
車だと、対向車が来るとすれ違うのに難しい道なので、歩いて行くのが一番いい。
歩いた方が想い出にも残るよ。」と話してくれました。
私達は、「じゃあ頑張って歩いてくるわ♪」とおじさんに言ったのですが
近くにいて、この会話を聞いていたカップルの若い男性が
「30分も歩けんわ!車ではどうやって行くの?」だって・・・

主人が、「養老サイダーを飲んでみたい」と言うので、帰りに一休みしながら飲んでみました。
滝までの道には、モミジがたくさん植わっていたので、
紅葉の時期には綺麗でしょうね〜。
残念ながら、まだほとんど色づいていませんでした。
写真の木だけは、紅かった〜(o^v^o)